第四機会:烏城公園を美化する


要旨
南口を再建し、自動車を進入禁止にし、東南の庭に芝生を置き、胸壁を元の状態に戻し、内堀を最大限に利用する。

提案する改善を含めた烏城公園の航空写真(画像をクリックしたら拡大する):


説明
烏城公園を更に美化するために、比較的に安価な手段が様々あります。

1. 東南部に芝生を植える
最近まで、この区域にはテニスコートがありました。現在雑草がぼうぼうに生えている:


テニスコートが除去されたのは最近なので、おそらく市が既にこの場所に何か計画していると思われる。それにもかかわらず、私が考える、この空間の理想的な利用を勧めさせて頂きたい:簡単な芝生を置いてはどうか。木に囲まれ、(次の写真の左側にある)不明門と南城壁への絶景に恵まれたこの芝生はピクニックをしたい人やリラックスしたい人にとって必ず人気スポットになる。

現在(2008年7月)この庭はこのように見える:




以上との対比として、堀の向かい側にある県立図書館の芝生を見てみると。。。



図書館の芝生は家族連れに大ヒットなので、烏城公園内の同様の芝生はきっと更に人気になると思う。

烏城公園の庭の南側には、もう既に何本かの桜が植えられている。堀からはこんな風に見える:


更に何本か加えれば、芝生の周りに立派な桜の円ができる。東京都目黒区の駒場公園のようになるだろう:


テニスコートと違って、芝生は審美的にも機能的にも城と相応しい隣人となる。芝生は誰でも自分が好きなように使用できるので、より多くの人々が、より頻繁に城を利用するだろう。テニスコートの代わりに、新しいスポーツ施設または建物を設置することなく、簡単で使いやすい芝生を置こう。

2. より風格のある南口を建てる
烏城公園の南口にある橋は、この周辺の美的水準に達しておらず、門もない。最近岡山に訪ねた人が自分の旅行ブログに書いたように、「お城のようには見えへんな~」:


この白鳥の美しさに比べると、正に橋の柵が醜い!


素敵な堀に対しても、十分な橋ではない:



同じぐらいの長さの、手本になりそうな橋を見てみよう。

まず、姫路城の正門へ渡る橋(緩やかな斜面ときちんとした門にご注目):




次の例の門は小さくて公園の作業車を通さないけれども、形としてはどうだろう:


以上のような橋と門は岡山城の外観に大幅な改善をもたらす。

3. 城壁の上にある胸壁を元の形に戻す

城壁の一部はまだ伝統的な瓦を頂いた胸壁を持っているが、それ以外の場所は普通の壁にかわっている。この胸壁を元の様相に戻すことは、城を改善する好機会である。

次の写真は月見櫓の近くの胸壁の部分を映す。右側に修復された部分、左側に修復されていない部分:


引き続いて、修復されていない部分、そして石垣についての歴史的情報 (岡山市教育委員会提供):







4. 不適切なデザインのベンチや表示を置き換え、この空間の不適切な使用を撤廃する
ギラギラしたアルミのベンチの代わりに。。。


自然色の木製や石製のベンチを置こう:


必要な作業車以外、烏城公園内の駐車を禁止しよう:




このゴミ置き場の囲いは烏城公園の南口(いわゆる正門)に直裏にある。まさかに歴史的な城壁はゴミ置き場の囲いの半分として使われているとは:


月見櫓の真下にあるこの素敵な木造サインは。。。


このギラギラしたアルミのサインで隠されてる:


烏城公園の正門のサインに比べて。。。


後楽園の正門のサインは奇麗に見えるだろう:


5. 月見橋と内堀の間にある空き地をそのまま空けておこう:
最近古い旅館が壊され、この場所は空き地になった。その結果、今現在は堀の南側から月見橋まで見えるようになった。月見橋が立派で伝統的な橋に替わるとすれば、この見通しは堀の美しさを更に上げ、烏城公園の南方の貴重な景色となる。

空き地を通して直接見える、堀から月見橋までの眺め:


反対側からの眺め:


次はこの視線を空中から見てみよう。内山下幼稚園は青三角形の下の部分に入り、赤いところは空き地を示す:


今度は空き地のクロースアップ:


岡山城と月見橋のマッソバにある空き地を空けておいて大事にしよう!

6. 烏城公園駐車所の堀に面する部分をうまく活かす
烏城公園の公式駐車場は内堀の西南の端に位置する。城の全景と眺めを邪魔されない月見橋までの風景を誇る。



以上の写真が示すように、駐車の欄が堀に直接に面している。人々がこの絶景を楽しめるため、この欄を1−2メートルを下げ、簡単な土歩道と木造ベンチを置こう。

7. 堀のニ部分に「白鳥堀」と「亀堀」という親しみやすい別名を与えるのは?
内堀は真ん中の橋によって二つに分けられている。西の方には白鳥が住み、東の方には亀が住んでいる。「内堀」という公式の名を守りながら、堀の水上に生きている動物を示す別名を与えれば、この場所に魅力を加え、少しでも観光者の注目を集めることができる。

白鳥堀(またあの病院が邪魔している!)



亀堀(時々亀がこの巣箱に見つけられるが、この写真を撮った時は外出中):


0 件のコメント: